鳥飼(読み)とりかい

日本大百科全書(ニッポニカ)「鳥飼」の解説

鳥飼
とりかい

大阪府のほぼ中央部、摂津市(せっつし)の一地区。旧飼村。淀(よど)川と安威(あい)川に挟まれた低地で、右馬寮鳥飼牧址(うめりょうとりかいまきあと)の石碑があるように、古代は牧野であった。宇多天皇(うだてんのう)の離宮も置かれていたようである。1954年(昭和29)淀川に日本最初の有料橋鳥飼大橋(全長547メートル、1964年無料開放)が架けられ、1987年には少し上流に鳥飼仁和寺(にわじ)大橋(全長688メートル)が完成した。近畿自動車道摂津南インターチェンジと新幹線鳥飼基地がある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「鳥飼」の解説

とり‐かい ‥かひ【鳥飼】

[1] 〘名〙
① 鳥を飼って養うこと。また、それを行なう人。
書紀(720)雄略一〇年九月(前田本訓)「(かり)十隻(とを)と養鳥人(トリカヒ)とを献りて以て罪を贖ふことを謂(まう)す」
鎌槍を使う術の名。仕合の道に丸觜(まるはし)という事があるのでいう。
[2]
[一] 江戸時代、東京都中央区日本橋本町三丁目にあった饅頭(まんじゅう)老舗、鳥飼和泉のこと。
[二] 大阪府摂津市の地名。淀川に面する低地にあり、上代牧場が置かれていた。

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