デジタル大辞泉 「鳴門蜜柑」の意味・読み・例文・類語 なると‐みかん【鳴▽門▽蜜×柑】 ナツミカンの一品種。淡路島の特産。3~6月ごろ実が熟し、果実は大きく果肉は多汁で甘いが、種子の数が多い。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鳴門蜜柑」の意味・読み・例文・類語 なると‐みかん【鳴門蜜柑】 〘 名詞 〙 柑橘の一種。果実は球形で大きく二五〇~三〇〇グラム。ナツミカンに似ているが果皮は淡い橙黄色でやや凹凸があり薄く有毛。果肉は淡い橙黄色でやわらかく多汁、半透明で水気が多く、酸味が強いがさわやかな味があり生食される。冬熟し、翌春採取する。主に、淡路島で、江戸時代から栽培されている。なると。あわみかん。なるとオレンジ。鳴門柑。《 季語・夏 》[初出の実例]「始めて鳴門蜜柑を食ふ。液多くして夏橙よりも甘し」(出典:病牀六尺(1902)〈正岡子規〉八八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例