鵯花(読み)ヒヨドリバナ

デジタル大辞泉 「鵯花」の意味・読み・例文・類語

ひよどり‐ばな【×鵯花】

キク科多年草山野に生え、高さ1~2メートル。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがあり、対生する。8~10月白色か淡紫色の頭状花多数集まってつく。 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「鵯花」の意味・読み・例文・類語

ひよどり‐ばな【鵯花】

〘名〙 キク科の多年草。各地の山地の乾いたところに生える。高さ六〇~一五〇センチメートル。葉は短柄をもち対生し、葉身は卵状長楕円形で、縁に鋸歯(きょし)があり、両面にちぢれた細毛がある。八~一〇月、茎頂上部葉腋の繖房花序に、白色、時に帯紫白色の頭花が多数集まって咲く。小花はすべて管状花。果実には白い冠毛がある。ヒヨドリの鳴くころに咲くところからの名。漢名山蘭。《季・秋》 〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鵯花」の解説

鵯花 (ヒヨドリバナ)

学名Eupatorium chinense var.oppositifolium
植物。キク科の多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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