鶴翼(読み)かくよく

精選版 日本国語大辞典「鶴翼」の解説

かく‐よく【鶴翼】

〘名〙
① ツルのつばさ。
② 陣立ての名。ツルが翼を広げたような形に兵を並べて、敵をその中に取りこめようとする陣形。⇔魚鱗
※吾妻鏡‐建久六年(1195)一二月一二日「是向魚鱗鶴翼陣。抽毎度之勲功
※太平記(14C後)六「一手は西門の石の鳥居より魚鱗懸りに懸け出づ。一手は住吉の松の陰より懸け出で、鶴翼(クヮクヨク)に立て開き合はす」 〔沈炯‐賦得辺馬有帰心詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android