麦藁真田(読み)ムギワラサナダ

精選版 日本国語大辞典 「麦藁真田」の意味・読み・例文・類語

むぎわら‐さなだ【麦藁真田】

  1. 〘 名詞 〙 麦わらを、真田紐のように編んだもの。夏の麦わら帽子材料に用いる。大麦裸麦の麦わらを最良とし、編み方によって、菱物、平物角物細工物などがある。岡山広島香川県などから産出する。また、明治初期まで川崎大師の土産品として用いられた。麦稈真田(ばっかんさなだ)
    1. [初出の実例]「お賢は鉄縁の目鏡を掛けて頻に麦藁真田(ムギワラサナダ)を組み」(出典:もしや草紙(1888)〈福地桜痴〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む