コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

黒星病 クロボシビョウ

デジタル大辞泉の解説

くろぼし‐びょう〔‐ビヤウ〕【黒星病】

果実や葉に黒い斑点を生じる病害ナシ・リンゴ・サツマイモやバラなどでみられ、ある種の糸状菌寄生による。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

くろぼしびょう【黒星病】

ナシ・カキ・リンゴなどの病害。葉や果実に黒色の小斑が生じ、果実は硬化し裂ける。夏場に発生。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

黒星病
くろほしびょう

リンゴ、ナシ、カキ、モモ、スモモ、ウメ、アンズ、ミザクラ、サツマイモ、キュウリ、バラなどの病気で糸状菌の寄生によっておこる。いずれも葉や果実に不規則な形の黒い小さな斑点(はんてん)ができるので黒星病と名づけられているが、病原の種類はそれぞれ異なる。リンゴ、ナシではベンチュリアVenturia属、モモ、スモモ、ウメ、アンズ、ミザクラおよびキュウリではクラドスポリウムCladosporium属、カキではフシクラディウムFusicladium属、サツマイモではアルテルナリア・バタティコラAlternaria bataticola、バラではディプロカルポン・ローザエDiplocarpon rosaeという菌の寄生による。ことにナシとリンゴの黒星病の被害が大きく、重要な病害の一つである。キュウリ黒星病は関東以北で発生が多く、新芽が侵されてキュウリの生育が止まる。バラ黒星病はバラのもっとも重要な病気で、葉に比較的大きな星状の病斑ができ、病気にかかった葉はすぐ落葉する。バラ黒星病は黒点病(こくてんびょう)とよばれることもある。[梶原敏宏]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

黒星病の関連キーワードピリミジン系殺菌剤アルテルナリア石灰硫黄合剤カキ(柿)放任園PCP黒色夏場

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

黒星病の関連情報