龍河洞遺跡(読み)りゅうがどういせき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「龍河洞遺跡」の意味・わかりやすい解説

龍河洞遺跡
りゅうがどういせき

高知県香美(かみ)市土佐山田町逆川(さかわ)の三宝(さんぽう)山中腹に開口する石灰岩の洞穴遺跡。遺跡の時期は弥生(やよい)時代中期末から後期中葉にかけてである。1958年(昭和33)県教育委員会が発掘調査を実施した。洞内発見の遺物は30個体に近い完形弥生土器、鉄鏃(てつぞく)、石錘(せきすい)、有栓鹿角(ゆうせんろっかく)製品、貝輪(かいわ)、有孔貝垂飾(すいしょく)品などである。当時の水汲(く)み場に置かれた弥生壺(つぼ)が石灰華に包まれていまもなお残り、ハイガイ、カキ、サザエを主とする小貝塚もある。1931年(昭和6)に発見され、34年には国の史跡に指定された。龍河洞博物館において、遺物の保存、遺物の展示などが行われている。高知県には龍河洞以外にも、弥生時代の洞穴、岩陰遺跡が多く、これらは弥生人の狩猟のための一時の住まいとみられる。

[岡本健児]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む