三刀屋孝和(読み)みとや たかかず

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三刀屋孝和」の解説

三刀屋孝和 みとや-たかかず

1570-1657 織豊-江戸時代前期の武将
元亀(げんき)元年生まれ。出雲(いずも)(島根県)三刀屋城主久祐(ひさすけ)の子。朝鮮出兵のとき毛利秀元に属して戦功をたて,関ケ原の戦いでは東軍の細川幽斎助勢した。のち紀伊(きい)和歌山藩主徳川頼宣につかえたが,罪をえて江戸で隠居。明暦3年7月死去。88歳。通称監物(けんもつ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android