大薩摩文太夫(2代)(読み)おおざつま ぶんたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大薩摩文太夫(2代)」の解説

大薩摩文太夫(2代) おおざつま-ぶんたゆう

?-1827 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
はじめ富士田吉次(きちじ)の門で長唄(ながうた)をまなぶ。のちに初代文太夫(3代大薩摩主膳太夫)に師事し,2代を襲名したといわれる。文政10年3月1日死去。常陸(ひたち)(茨城県)出身別名に富士田新蔵(初代)。通称は鍋屋新蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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