持世寺温泉(読み)じせいじおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「持世寺温泉」の意味・わかりやすい解説

持世寺温泉
じせいじおんせん

山口県南西部、宇部市厚東(ことう)にある温泉。山陽本線厚東駅から南西1キロメートルの厚東川河畔に湧出(ゆうしゅつ)する。泉質放射能泉で、母岩は花崗(かこう)岩。まだ県内の客が主である。南には中世古城跡のある霜降(しもふり)岳がそびえる。

三浦 肇]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「持世寺温泉」の意味・わかりやすい解説

持世寺温泉
じせいじおんせん

山口県南西部,宇部市中央部,厚東川にのぞむ田園の中に湧く温泉。泉質は放射能泉。泉温は 26~41℃。切り傷火傷リウマチ神経痛,胃腸病などに効能が高い。療養客のほか,静かな環境から静養客の利用も多い。

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