新岡旭宇(読み)にいおか きょくう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新岡旭宇」の解説

新岡旭宇 にいおか-きょくう

1834-1904 幕末-明治時代の書家
天保(てんぽう)5年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)(青森県)の人。江戸でおしえる。晋(しん)(中国)の王羲之(おう-ぎし)の書風をまなび,草書仮名名声をえた。明治37年11月1日死去。71歳。名は久頼。字(あざな)は公徴。別号に大海。著作に「筆法初伝」「仮字帖(ちょう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android