源基子(1)(読み)みなもとの きし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源基子(1)」の解説

源基子(1) みなもとの-きし

1049-1134 平安時代中期,後三条天皇女御(にょうご)。
永承4年生まれ。源基平次女。母は藤原良頼の娘。実仁(さねひと)親王,輔仁(すけひと)親王を生む。梅壺女御とよばれ,准三宮(じゅさんぐう)となった。天皇の没後出家。長承3年7月2日死去。86歳。名は「もとこ」ともよむ。

源基子(2) みなもとの-きし

西華門院(せいかもんいん)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「源基子(1)」の解説

源基子

没年:長承3.7.2(1134.7.24)
生年:永承4(1049)
平安後期,後三条天皇の女御。源基平と藤原良頼の娘の子。梅壺女御と号した。もと後三条天皇の娘の聡子内親王に仕えていたが,天皇の寵愛を受けて実仁親王を生み,女御となる。実仁親王立太子の直前に准三宮となる。その後輔仁親王を生んだが,天皇の死により出家。

(中込律子)

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