日本大百科全書(ニッポニカ) 「A」の意味・わかりやすい解説

A
えー

英語アルファベットの第1字、1番目の母音。フランス語ではア、ドイツ語ではアーと発音される。エジプトの象形文字や楔形(くさびがた)文字に由来し、セム文字フェニキア文字を経由して、ギリシア文字のアルファAからエトルリア文字およびラテン文字を経て発達した。小文字aは、Aの変形であるラテン語の草書体に由来する。Aは、電気ではアンペアを、物理ではオングストローム、論理学では全称否定などを表し、化学ではアルゴンを表す元素記号である。また音楽ではドレミ唱法のラ(イ音)を表し、ハ長調の第6音にあたる。中世ローマ数字においては50または500を表す。ABO式血液型の一つでもある。

[斎藤公一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

知恵蔵 「A」の解説

A

アンペア」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android