ECM(読み)イーシーエム

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ECM」の解説

ECM

製品の受注からその設計試作購買製造保守までの全プロセスを、ITネットワークによる情報共有と配信を利用することで、これまでは分断されていた製造工程をシームレスに統合させる、製造業における新しいエンジニアリングコンセプト。受注から生産までの各セクションが同じ情報を共有することによって、ユーザーのニーズを的確に把握した商品開発を行うほか、品質の向上、製造ロスの低減納期短縮といった、製造の効率化、最適化を図ろうとするもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ECM」の意味・わかりやすい解説

ECM
イーシーエム
electronic countermeasure

電子装置に対する逆用,妨害などの対抗手段 (装置) をいう。敵のレーダ通信,誘導電波を傍受し,方位特性などを測定し,電波や金属箔片 (→チャフ ) ,おとりなどによって妨害,偽瞞を行う。

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改訂新版 世界大百科事典 「ECM」の意味・わかりやすい解説

ECM (イーシーエム)

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世界大百科事典(旧版)内のECMの言及

【電子戦】より

…電子支援対策) 脅威をすみやかに確認するため,放射電磁波を捜索し,傍受し,標定し,直ちにそれを分析識別する活動である。ESMは次のECMやECCM,回避,目標捕捉,およびその他の部隊運用などに即刻必要となる情報を提供するためのものである。(2)ECM(electronic countermeasures。…

※「ECM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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