全国の児童生徒1人1台のデジタル端末を配備し、学校の情報化を進める取り組み。文部科学省によると、義務教育の小中学校は全額国費で配備しているが、高校は国の補助が部分的で、費用負担を自治体がするか保護者がするかは各自治体の判断となる。2024年5月時点で公立高の整備率は106%だが、完了していない自治体もある。GIGAは「Global and Innovation Gateway for All(全ての児童生徒のための世界につながる革新的な扉)」の略。
文部科学省が発表した計画で、小中学生がICT(情報通信技術)を使いこなせるように教育環境を整えることを目的とする。GIGAはGlobal and Innovation Gateway for Allの略で、すべての子供が個々の適性にあわせて国際舞台と革新的創造の扉を開けられる環境を整える、との意味が込められている。すべての児童・生徒へのパソコンやタブレットなどの学習用端末の配備や高速ネットワーク環境(校内LAN)の整備といったハード施策と、優良なICT活用例の普及といったソフト施策の両面から、習熟度にあった学習環境を整え、子供たちの情報活用能力をはぐくむねらいがある。文部科学省が2019年(令和1)に打ち出し、2023年度末までの5か年計画としていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID(コビッド)-19)の流行を受け、1人1台配備計画の2020年度末への3年前倒しや、家庭でのオンライン学習環境の整備などの追加策がとられた。総事業費は約4300億円。