ICT(読み)アイシーティー

デジタル大辞泉 「ICT」の意味・読み・例文・類語

アイ‐シー‐ティー【ICT】[information and communication technology]

information and communication technology情報通信技術
[補説]ITとほぼ同義日本では、情報処理通信に関する技術を総合的に指す用語としてITが普及したが、国際的にはICTが広く使われる。

アイ‐シー‐ティー【ICT】[infection control team]

infection control team》⇒感染対策チーム

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ICT」の意味・わかりやすい解説

ICT
あいしーてぃー

情報通信技術。information and communication technologyの略称である。2000年代前半まではIT(information technology)がほぼ同一の意味で使われてきたが、国際的にはICTが広く使われており、日本でもICTが併用されるようになった。

 そもそもICTは広範な意味をもつことばであり、サーバーインターネットなどの技術だけでなく、ビッグデータソーシャルメディアなどのサービスやビジネスについてもその範囲に含めることが多い。ICTとITに大きな違いがあるわけではないが、両者の使われ方を比較すると、ITはコンピュータ関連の技術に力点を置き、ベンチャー企業が展開するサービスなどに用いることもあるのに対し、ICTはコンピュータ技術の活用面に着目し、省庁が絡む大型プロジェクトなどで使われる例が多い。通信技術を活用した次世代の中央省庁システム、一つのIDで複数の省庁にまたがった行政サービスを受けられる認証システムなどがICTの典型とされている。通信会社系の大手情報会社も営業用語として使用している。総務省の「IT政策大綱」は2004年(平成16)から「ICT政策大綱」に名称変更された。

[編集部]

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IT用語がわかる辞典 「ICT」の解説

アイシーティー【ICT】

情報処理・情報通信分野の関連技術の総称。◇「information and communication technology」から。日本では「IT情報技術)」ということが多いが、国際的には「ICT」ということが多い。

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