IDE(読み)アイディーイー

デジタル大辞泉 「IDE」の意味・読み・例文・類語

アイ‐ディー‐イー【IDE】[Institute of Developing Economics]

Institute of Developing Economiesアジア経済研究所。昭和33年(1958)財団法人として設立、昭和35年(1960)特殊法人改組。平成10年(1998)、ジェトロと統合。平成15年(2003)独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所(IDE-JETRO)となる。

アイ‐ディー‐イー【IDE】[integrated drive electoronics]

integrated drive electoronicsハードディスクパソコンISAバスに直接接続するためのインターフェース。現在販売されているパソコンにはIDE方式を拡張したEIDEが広く採用されている。

アイ‐ディー‐イー【IDE】[integrated development environment]

integrated development environment》⇒統合開発環境

アイ‐ディー‐イー【IDE】[ID-based encryption]

ID-based encryption》⇒IDベース暗号

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「IDE」の解説

IDE

PCで一般に使われている、ハードディスクを接続するためのインターフェイス。簡易的な構造をしているため、ハードディスクドライブの価格を抑えられる。現在使われているのは、もとのIDEを拡張した「EIDE(Enhanced IDE)」と呼ばれる規格。なお、IDEの正式な規格名は「ATA(AT Attachment)」といい、ANSI米国規格協会)が標準化を行なっている。Integrated Device Electronics米Compaq社や米Western Digital社などが共同で開発した、パソコンとハードディスクを接続するインターフェイスの仕様。528MBまでのハードディスクを2台接続できる。1991年にANSIによってATAとして標準化されたが、現在でもIDEと呼ばれることが多い。ANSIエンハンストIDEATAIntegrated Development Environment統合開発環境。ソースコードを記述するエディターや、それらをコンパイルするコンパイラーリンカなど、ソフトウェアを開発するために必要なものが整っている環境のこと。Sun One StudioやEclipseJBuilderなどがこれに相当する。エディターコンパイラーリンカ

IDE (ATAPI)

高速化したE-IDE(Enhanced IDE)が現在の主流となっている。ANSI(米国規格協会)T13技術委員会は、ATA(AT Attachment)/ATAPI(AT Attachment Packet Interface)を規格化しており、E-IDEはATA-2/3に組み込まれている。Ultra DMA 66はATA-5として策定済み、Ultra DMA 100にあたるATA-6はプロジェクト番号“1410D"として2002年2月26日にドラフトが発表された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「IDE」の意味・わかりやすい解説

IDE
あいでぃーいー

内蔵HDD(ハードディスクドライブ)をパソコンに接続するためのインターフェース規格。Integrated Device Electronicsの略。2台のHDDを接続できる。IDEを標準化した規格がATAである。

[編集部]

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IT用語がわかる辞典 「IDE」の解説

アイディーイー【IDE】

パソコンとハードディスクを接続するインターフェースの規格のひとつ。コンパックやウェスタンデジタルなどが1989年に共同開発し、アメリカ規格協会ANSI)により1994年にATA(アタ)規格として標準化された。◇「integrated drive electronics」の頭文字から。

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世界大百科事典(旧版)内のIDEの言及

【入出力装置】より

…主にパソコンの内部と外部とのインターフェースとして,RS-232C,USB,IEEE1394,10Base-T,MIDIなどのシリアルインターフェース,セントロニクス,SCSIなどのパラレルインターフェース,赤外線無線通信のためのIrDAなどがある。また,パソコン内部に装着する周辺装置のためのインターフェースとして,PCI,ISA,PCMCIA,IDEなどがある。これらの関係を図2に示す。…

※「IDE」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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