日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
Internet Explorer
いんたーねっとえくすぷろーらー
Windows(ウィンドウズ) OSに標準で搭載されている、マイクロソフト社製のブラウザ。略称IE。登場したのは1995年で、Windows 95の機能を拡張するソフトウェアである「Microsoft Plus! for Windows 95」に同梱(どうこん)されていた。ウェブブラウザとして先行していたネットスケープ・ナビゲーターNetscape Navigatorに対抗する形で投入され、Windows 98以降のOSへの標準搭載によってシェアを伸ばした。その後、2006年公開のIE 7からはタブブラウザ(一つのウィンドウのなかで複数のページを切り替えながら表示するもの)化するなどの機能強化を続けている。Mac(マック) OS版、UNIX(ユニックス)版も提供されていたが、それぞれ2003年、2001年で開発を終了している。
2014年3月時点での最新版は、Windows 8.1に標準搭載されているIE 11である。なお、モバイル版としてInternet Explorer MobileがWindows Mobileに搭載されている。
[編集部]