JNK(読み)ジェーエヌケー(英語表記)JNK

デジタル大辞泉 「JNK」の意味・読み・例文・類語

ジェー‐エヌ‐ケー【JNK】[c-Jun-NH2-terminal kinase]

c-Jun-NH2-terminal kinase膠芽腫グリオブラストーマ)という悪性脳腫瘍をつくる元となる癌幹細胞維持に必要な、細胞内分子一つ。この分子の働きを抑制する薬剤開発により、同種の脳腫瘍の再発を防ぐ治療が可能になると期待されている。c-Jun N末端キナーゼ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「JNK」の解説

JNK

 細胞内シグナル伝達系の因子の一つ.チロシンとトレオニンリン酸エステル化によって活性化される.c-Junやp53などをリン酸エステル化するとされる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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