MMF(読み)エムエムエフ

百科事典マイペディア「MMF」の解説

MMF【エムエムエフ】

Money Market Fundsの。MMM(Mutual)Fともいう。投資家の小口資金を集め,短期金融市場で運用する米国の投資信託のこと。具体的には米国の金融市場で流通している米国財務証券や譲渡可能定期預金証書,コマーシャル・ペーパーなどの小口資金(500〜1000ドル程度)を短期証券で運用する。換金自由で小切手が振出し可能という要求払い預金と類似した機能を持ち,銀行預金の強力な対抗商品となっている。1971年に誕生し,利回りも確実で比較的高利回りであるため,1970年代後半以降,米国では本格的に普及し,預金金利自由化の引き金となった。日本においても米国をモデルとしたMMF(Money Management Fund,追加型公社債投資信託の一種)が1992年5月に販売開始された。預入金額が1万円以上1円単位で,預金後30日を経過すれば手数料なしで1円単位の換金可能というもの。

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投資信託の用語集「MMF」の解説

MMF


日々決算を行う、公社債投資信託の一つ。投資信託協会の規則において、投資先資産が制限されており、リスクの低い運用を行っている。(元本保証ではない)

出典 (社)投資信託協会投資信託の用語集について 情報

デジタル大辞泉「MMF」の解説

エム‐エム‐エフ【MMF】[money market fund]

money market fund》外貨で運用される追加設定可能なオープンエンド型投資信託。高い格付けの外国債券や政府保証債など安全性の高い短期金融商品を中心に運用される。投資単位が小口で換金自由、期限が無制限で提携銀行の小切手振り出しが可能であるのが特徴。運用実績により分配されるが、為替変動によるリスクがある。為替差益は非課税。外貨預金と比べ制約が少なく、利率や為替手数料が有利なことが多い。日本では、USドル建てMMF、CA(カナダ)ドル建てMMF、豪ドル建てMMF、NZ(ニュージーランド)ドル建てMMF、ユーロ建てMMFなどの外貨MMF商品として購入できる。短期金融資産投資信託。マネーマーケットファンド。→MMF(マネーマネージメントファンド)

エム‐エム‐エフ【MMF】[money management fund]

money management fund》株式を組み込まずに、国内外の公社債CPコマーシャルペーパー)、CD(譲渡性預金)などの短期金融商品で運用するオープン型投資信託。1円以上1円単位で購入でき、毎日計上される収益は1か月分まとめて再投資されるので複利運用が期待できる。信託期間は無期限で運用実績により分配される。平成4年(1992)から募集。マネーマネージメントファンド。→MMF(マネーマーケットファンド)

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