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SN比 えすえぬひ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

SN比

信号(Signal)と雑音(Noise)の比率のこと。音響機器で元の信号に対して、機器を通過することによって生じる雑音の比率をデシベル(dB)という単位で表したもの。数値が大きいほど雑音が少ないことを表す。

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デジタル大辞泉の解説

エスエヌ‐ひ【SN比】

signal-to-noise ratio》有効な信号成分(シグナル)と雑音(ノイズ)成分との量の比率。電子工学や音響機材の分野で使われる。信号成分中に含まれる雑音の量を表し、この値が大きいほど信号の品質や機材の性能がよい。単位はデシベル(dB)。また、品質工学の分野においても、製品のばらつきをノイズとみなし、同様の評価尺度として用いられる。信号対雑音比。S/N比。SNR

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世界大百科事典 第2版の解説

エスエヌひ【SN比 signal to noise ratio】

信号と雑音の比。一般に電気信号には希望する信号以外に不要な成分(雑音)が混入する。この不要成分の混入の度合を表す尺度がSN比で,ふつう信号電力と雑音電力の比の対数で表す。すなわち,信号電力をSとし,雑音電力をNとするとき,10log10(S/N)で表し,単位はdBである。例えば,現在のFM放送では,SN比は55dBを許容値としている。この値は,送信側で種々の番組の音質に対して平均的に要求される標準で,ピアノや話声などのように雑音が耳につきやすい番組では,60dB以上のSN比を確保することが望ましいとされている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

SN比
エスエヌひ
signal to noise ratio

信号と雑音の電力あるいは電圧の比で,信号電力をSとし,雑音電力をNとするとき,10 log10 ( S/N ) で表し,単位はデシベル dBで表す。信号対雑音比の略。 SNR,S/N とも書く。たとえば SN比 60dBとあれば,信号電力が雑音電力の 106 倍,または雑音電力が信号電力の 10-6 倍 (100万分の1) であることを意味する。信号とは音声や音楽,通信符号,あるいはテレビジョンや電送写真の映像などの情報を電気的な量に変換したもので,通信伝送系 (電気回路系) を通して伝送されるものを総称する。雑音とは,これら伝送信号以外の好ましくない成分をいう。この信号対雑音比が大きいほどよいことは当然であるが,伝送する信号によって,その規格値が異なる。たとえば,ハイファイ音楽 (→ハイファイ音響再生 ) では,高い SN比を必要とするが,通信符号などでは,小さくても十分である。 SN比を不必要に大きく保つことは,経済的に問題があるので,それぞれの情報信号の性質によって適当な値で回路が設計される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

SN比
えすえぬひ

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世界大百科事典内のSN比の言及

【オーディオ】より

…AM抑圧比は,搬送波にAMとFMを同時に加えて,FMによる1kHz100%変調の出力に対するAMによる400Hz30%変調の出力の比をdBで表している。 SN比規定の信号レベルと雑音レベルの比。dBで表す。…

【雑音】より

…音の中に含まれているじょう乱成分の呼名から生じたものであるが,現在では音に限らず,広く一般に電気信号やテレビ画面中に含まれるじょう乱成分も雑音と呼ぶ。目的とする信号量をS,雑音量をNとして,S/Nを信号雑音比またはSN比という。熱雑音や不確定性原理によって生ずる量子雑音は,原理的に避けることができず,信号の検出の感度に原理的限界を与える。…

※「SN比」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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