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SWU エスダブリュユーseparative work unit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

SWU
エスダブリュユー
separative work unit

同位体分離の分離作業単位。分離プラントにおいて 1kgの同位体濃縮物を得るのに必要とされる分離作業量 (分離仕事量) を意味する。分離作業量とは濃縮物の量にその組成で定義される価値関数を乗じたものである。価値関数とは同位体の濃縮度を表す一つの尺度で,この関数は高い濃縮度のものほど大きな値となり,100%の濃縮度に近づくほど限りなく大きくなる。したがって,同位体の濃縮度を高め,生産量を増やすほど大きな分離作業量が必要とされる。

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デジタル大辞泉の解説

エス‐ダブリュー‐ユー【SWU】[separative work unit]

separative work unit》分離作業単位。天然ウランから濃縮ウランを分離する際の作業量単位。原子力産業の分野で使われる単位。重さの単位で表し、キログラムはkgSWUまたは単にSWU、トンはtSWUで表示する。

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大辞林 第三版の解説

SWU

〖separate working unit〗
分離作業単位。天然ウランから濃縮ウランを分離する際に増加した価値の大きさを示す尺度で、ウラン濃縮プラントの規模や能力を表すのに用いる。トン SWU で表示。

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世界大百科事典内のSWUの言及

【分離作業単位】より

…SWUと略称する。ウラン濃縮に関連して,濃縮工場の規模や遠心分離機1台当りの濃縮能力,あるいは委託濃縮に要する費用などを表現するときに用いられる単位。…

※「SWU」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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