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同位体分離 どういたいぶんりseparation of isotopes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

同位体分離
どういたいぶんり
separation of isotopes

ある質量数の同位体を他の質量数の同位体から分離して捕集すること。種々の方法がある。最も精度のよいのは電磁場を用いる電磁的分離法 (質量分析器を使用) である。ほかに気体の拡散速度の質量による違いを利用する方法 (膜拡散法,熱拡散法,分離ノズル法) ,超遠心分離法,蒸気圧の質量依存性を利用する蒸留法,電気化学的効果を利用する電解法,化学反応における質量効果を利用する交換反応法,反応速度法,光化学的分離法,分別吸着法などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

どういたいぶんり【同位体分離 isotope separation】

原子番号が同じで質量数のみが異なる元素を同位元素または同位体と呼び,2種以上の同位元素またはその化合物の混合系から目的とする対象物を分離濃縮することを同位体分離という。同位体は原子炉やトレーサー,科学実験などで使用されており,たとえば原子炉の燃料としてのウラン濃縮は同位体分離のよく知られている例である。 同位体分離は,同位体効果呼ばれる同位体の質量数の差に基づくわずかな物理的または化学的な性質の相違を利用して行われる

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