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TFT活動 てぃーえふてぃーかつどう Table For Two

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知恵蔵2015の解説

TFT活動

先進国の肥満と途上国の飢餓の問題を同時に改善しようとするNPO法人「TABLE FOR TWO International」の取り組み。先進国で販売する健康食の代金の一部を途上国の給食支援に充てる国際貢献活動で、2007年に日本で始まり、海外にも広がっている。
TFTは「テーブル・フォー・ツー」の頭文字で、「2人の食卓」を意味する。この活動に参加する企業などは、ガイドラインに従ってカロリーを控えた栄養バランスの良いTFTメニュー社員食堂などで提供し、その1食の食事代のうち20円を寄付する。また、小売店や飲食店で趣旨に沿った弁当や飲料、食事など販売することで参加する企業もあり、販売代金の一部が寄付される。これらの寄付金は、途上国の学校給食支援に充てられ、子どもたちの栄養状態の改善や就学支援に役立っているという。寄付金の20円はアフリカの給食1食分に当たるといい、TFTの1食の購入が途上国の1食分を支える計算だ。
自分の健康のための食事がアフリカの子どもたちを支えるという活動の魅力からか、TFT商品の売れ行きは好調といい、参加する団体も増えている。これまでに企業の他、官公庁や大学、病院、レストランコンビニエンスストアなどが参加。10年9月末時点で、参加団体は国内の約330団体に加え、米国、インドスイス、台湾の4カ国の計12団体に拡大。給食の支援先はウガンダルワンダマラウィエチオピアの4カ国に増え、南アフリカでは学校菜園を支援している。アフリカの子どもたちに届けた給食は約512万食分になるといい、活動の輪が広がっている。

(原田英美  ライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

TFT活動

発展途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に、同時に取り組む社会貢献運動。世界の食の不均衡を解消するために07年秋、日本で生まれた。対象となる定食や食品を買うと、1食あたり20円が開発途上国(ウガンダ、ルワンダ、マラウイ)の子どもたちの給食費として寄付される。20円は開発途上国での給食1食分。現在、企業や大学、病院の食堂のほか、カフェコンビニなど全国200団体以上が参加している。

(2009-12-11 朝日新聞 朝刊 静岡 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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