UFJグループ(読み)ゆーえふじぇーぐるーぷ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

UFJグループ
ゆーえふじぇーぐるーぷ

UFJ銀行(現三菱東京UFJ銀行)、UFJ信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)を基盤とする金融グループで、当時の四大メガバンクのなかでは個人・中小企業取引(リテール)に強みをもっていた。2005年(平成17)10月に同グループを統括する共同持株会社、UFJホールディングスと三菱東京フィナンシャル・グループが合併、三菱UFJフィナンシャル・グループとなり、世界最大の総資産をもつ金融グループとなった。UFJは「ユナイテッド・フィナンシャル・オブ・ジャパン」の頭文字。グループの成り立ちは2000年(平成12)7月、三和銀行東海銀行東洋信託銀行が経営統合を発表、2001年4月に共同持株会社「UFJホールディングス」(資本金1兆円)を設立し、3銀行や親密なつばさ証券(のちUFJつばさ証券、現三菱UFJ証券)などもその傘下に入った。2002年1月には持株会社のもと、三和、東海銀行が合併し行名をUFJ銀行に、東洋信託銀行はUFJ信託銀行と改称した。このグループは当初、あさひ銀行、東海銀行、三和銀行が経営統合する計画であったが、統合の手法をめぐり3行間で対立が生じ、あさひ銀行が離脱した。その後、三和銀行と親密な東洋信託銀行が合流することになった。統合で同グループの総資産(2005年3月末。連結ベース)は83兆円と、みずほフィナンシャルグループ、三菱東京フィナンシャル・グループ、三井住友銀行に次ぎ国内第4位であった。[矢野 武]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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