BSA(読み)びーえすえー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「BSA」の意味・わかりやすい解説

BSA
びーえすえー

ソフトウェアの権利保護活動を行う非営利団体。正式名称はBusiness Software Allianceで、1988年にアメリカで設立され、その後、世界80か国以上で活動している。本部をワシントンDCに置く。加盟企業は、アドビシステムズマイクロソフトアップルインテルIBMなど29社(2014年4月時点)。世界でソフトウェアに関する「教育啓発」「調査研究」「知的財産権の保護」「不正対策」を行っている。とくに、企業などで組織的に行われるソフトウェアの不正コピーに対しては、内部告発を受け付けるなど啓発と防止活動に力を入れている。

 日本での活動開始は1992年(平成4)で、一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会ACCS(アックス))や不正商品対策協議会(ACA:The Anti-Counterfeiting Association)等の業界団体や関係官庁とも連携して活動している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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