20世紀西洋人名事典 「L.マシン」の解説
L. マシン
Léonide Massine
1895.8.28 - 1979.3.15
米国の舞踊家,振付師。
ソ連出身。
ボリショイ・バレエ団を経て、1914年ディアギレフに認められてバレエ・リュッスに入り、ニジンスキーの後継者として活躍する。また、振り付け師としても活躍し、最初に交響曲のバレエ化を手がけたことで知られる。’29年のディアギレフの死後は、モンテカルロ・ロシア・バレエ団を中心に活動し、多くの作品を手がけ、バレエの大衆化、ロシアバレエの普及に貢献する。’44年アメリカに帰化。主な作品は「奇妙な店」(’19年)、「幻想交響曲」(’36年)、映画「赤い靴」(’48年)、「ナポリの饗宴」(’54年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報