20世紀西洋人名事典 「R.オバルディア」の解説
R. オバルディア
René de Obaldia
1918.10.22 -
フランスの劇作家,小説家,詩人。
香港生まれ。
作品には、ルイ・パロ賞の長詩「正午」(’49年)、ブラックユーモア賞の「ワーテルローへの逃避行」(’56年)などがあるが、本分は劇作で、「七つの余暇の即興劇」を始め、’60年に国立民衆劇場レカミエ座で初演された「ジェヌーズ語」、ミシェル・シモンが主役の西部劇のパロディー「ササフラスの枝にそよぐ風」(’65年)などにより脚光を浴びた。他に「百年祭」(’59年)や「ラ・ヴィエットのサテュロス」(’63年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報