アメリカの映画会社。1928年、ジョゼフ・ケネディJoseph Kennedy(1888―1969)が統合していた製作と配給および劇場チェーンを兼ねた組織に、トーキー・システムのフォトフォーンのマーケット拡大を目ざしていたラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ(RCA)が加わって創立された。つまり、映画へのサウンド導入とともに生まれた会社であった。『シマロン』(1930)でアカデミー作品賞を獲得、業界内での評価を確立する。1930年代はアステア&ロジャーズGinger Rogers(1911―1995)の主演作をはじめ、『キング・コング』(1933)、『男の敵』(1935)、『赤ちゃん教育』(1938)など、映画史上に残る作品を製作している。オーソン・ウェルズが監督、脚本、主演を兼ねて製作した『市民ケーン』(1941)も同社の作品である。1948年にハワード・ヒューズが実権を握って以後は、業績は悪化する一方で、1957年には映画会社としての活動を停止するに至った。
[濱口幸一]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新