20世紀西洋人名事典 の解説
T.チャールズ クープマンス
Tjalling Charles Koopmans
1910 - 1985
米国の経済学者。
元・エール大学教授。
オランダ生まれ。
国際連盟事務局のエコノミストを務めた後、1940年渡米。コールズ・コミッション研究所所員を経て、シカゴ、エールの両大学で教授を歴任、’61〜67年コールズ・コミッション研究所所長を務める。アクティヴィティ・アナリシスの創始者として計量経済学の発展に貢献し、一般均衡理論の進展にも寄与、これらの業績により’75年L.カントロビチとともにノーベル経済学賞を受賞した。主な著書に「生産と分配のアクティビティ・アナリシス」(’51年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報