アイビー・リーグ・モデル,またトラディショナル・モデルともいう。アメリカ東部のアイビー・リーグの在校生や卒業生が着始めた背広のこと。1930年ころのユニバーシティ・モデルが変化したもので,55年にアメリカのデザイナー協会が流行スタイルとして発表したところから広まり,60年ころからは日本でも大流行した。上着の形は,うすいパッドを入れたナチュラル・ショルダー,ウェストにダーツを入れないずん胴型で,ズボンは膝から裾にかけ細めなのが特徴である。前はシングルの三つボタンで襟はノッチド・ラペル(菱襟),チョッキは六つボタンで五つ掛け,ズボンの裾は折り返す。ウーステッド,フラノ,ツイードなどの生地が使われ,紺,灰色などの無地が多いが,細かい縞なども好まれる。
執筆者:星野 醍醐郎
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生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...