annealing
多結晶体が塑性変形した後,高温の静的な環境におかれることにより転位の回復や再結晶がおき,結晶内部歪みがほとんどない組織に置き換わること。もとは金属加工において材料を高温に保持して均質化し,残留応力を取り除いて軟化させる熱処理をさす用語で,焼きなまし,焼鈍(しようどん)とも呼ばれる。地質学においては,造構応力を受けて塑性変形した岩石がその後の高温の変成作用で再結晶し,波動消光などの変形の痕跡をあまりもたない等粒状の結晶組織になる場合などに用いられる。
執筆者:清水 以知子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...