デジタル大辞泉
「エコセーズ」の意味・読み・例文・類語
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エコセーズ
えこせーず
écossaise フランス語
舞曲。「スコットランドの曲」の意。起源に関しては、(1)バッグパイプが伴奏する中庸の速度のスコットランド舞踊、(2)17世紀フランスで「スコットランド風に」つくられた舞曲、という二つの説がある。しかし、一般にエコセーズとよばれるのは、19世紀にウィーンで新しく流行した4分の2拍子の急速で激しい踊りである。ベートーベン、シューベルト、ウェーバーの作品は、この新しい様式による。
[関根敏子]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のエコセーズの言及
【舞曲】より
…古典派の時代に入ると,メヌエットは実際に踊られるだけではなく,純器楽曲として交響曲や弦楽四重奏曲やソナタの中に挿入され,重視されるようになったが,他の宮廷舞曲は急速に衰微していった。18世紀末,ウィーンを中心に[ワルツ],ワルツより遅いレントラーや2拍子系で比較的速いエコセーズが流行する。なかでもワルツが一世を風靡し,以来J.シュトラウス父子の時代まで全盛を誇るが,ワルツは庶民の間まで深く浸透していた。…
※「エコセーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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