デジタル大辞泉
「丹青」の意味・読み・例文・類語
たん‐せい【丹青】
1 赤と青。丹碧。
2 絵の具。また、彩色。「丹青の妙を尽くす」
3 《「たんぜい」とも》絵画。また、絵の具で描くこと。「丹青の技に長じる」
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たん‐せい【丹青】
〘名〙
① 丹砂と青雘
(せいわく)、すなわち赤の
絵具の材料になる石と青の絵具の材料になる土。また、赤い色と青い色。丹碧。
※類聚句題抄(11C中)渡水尋紅葉〈菅原定義〉「錦繍谷中踰
レ岸至、丹青樹下遇
レ林行」 〔
周礼‐秋官・職金〕
② 転じて、絵具。絵具の色。また、絵具を塗ること。彩色。
※続日本紀‐養老五年(721)一〇月庚寅「其轜車霊駕之具、不レ得下刻二鏤金玉一、絵中餝丹青上」
③ (「たんぜい」とも) 絵画。また、絵を描くこと。
※
明衡往来(11C中か)
上本「而習
二丹青之業
一以来、不
レ致
二朝夕之恪勤
一」 〔漢書‐蘇武伝〕
※参天台五台山記(1072‐73)八「見二嵩大師所レ持梵才三蔵真影一。三蔵自作レ偈。小師徳嵩写二予真一乞レ讚。以レ偈答レ之。爾命二丹青一。絵二予之相一」
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普及版 字通
「丹青」の読み・字形・画数・意味
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