動物考古学(読み)どうぶつこうこがく(その他表記)zooarchaeology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「動物考古学」の意味・わかりやすい解説

動物考古学
どうぶつこうこがく
zooarchaeology

遺跡から出土する自然遺物中心分析を行い,当時の遺跡の環境人間の生活などを解明することを目的とする考古学の新しい学問分野。考古学が編年から人間の生活の復元へと範囲を広げるとともに盛んになった。種の同定に始まり,ブロック・サンプルを使っての量的な分析がなされ,食料残滓から,そこで生活をしていた人口までもが推測される。また食料の季節的な推移も推定できる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む