デジタル大辞泉
「宗門改帳」の意味・読み・例文・類語
しゅうもんあらため‐ちょう〔‐チヤウ〕【宗門改帳】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しゅうもんあらため‐ちょう ‥チャウ【宗門改帳】
※
御触書天明集成‐三三・安永五年(1776)一二月「諸国宗門改帳之儀、当年迄は諸宗一帳に相認、差出候得とも」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
宗門改帳
しゅうもんあらためちょう
江戸幕府がキリスト教禁制を徹底させるため,幕府直轄領はもとより私領 (大名の領分と旗本の知行所) の人民について,寺院にその檀徒であることを証明させた帳面。各村で作成し,幕領では遠国奉行,領主,地頭らがその支配内の分を取りまとめて,毎年 10月に幕府の寺社奉行所に提出させた。諸藩は宗門奉行もしくは類似の役人に提出させた。寛文年間 (1661~73) 頃から行われるようになったといわれる。宗門改帳と人別改帳 (→人別改 ) とは異なるものであるが,のちには両者はしばしば混同された。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報