島原大変肥後迷惑(読み)シマバラタイヘンヒゴメイワク

デジタル大辞泉 「島原大変肥後迷惑」の意味・読み・例文・類語

しまばらたいへん‐ひごめいわく【島原大変肥後迷惑】

寛政4年(1792)の雲仙岳噴火活動によって起こった災害。雲仙岳の東にある眉山まゆやま火山性地震により山体崩壊を起こして島原流出。さらに、有明海に流れ込んだ土砂津波を発生させ、対岸肥後国天草にも被害が及んだ。死者約15000人を出し、国内最大の火山災害といわれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android