律令時代(読み)リツリョウジダイ

デジタル大辞泉 「律令時代」の意味・読み・例文・類語

りつりょう‐じだい〔リツリヤウ‐〕【律令時代】

古代律令制に基づいて国家人民を支配していた時代日本では、大化の改新後の7世紀後半から10世紀ごろまでをさす。

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精選版 日本国語大辞典 「律令時代」の意味・読み・例文・類語

りつりょう‐じだいリツリャウ‥【律令時代】

  1. 〘 名詞 〙 律・令を根本法典として政治の行なわれた時代。日本では、七世紀後半から平安初期にかけての時代。

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百科事典マイペディア 「律令時代」の意味・わかりやすい解説

律令時代【りつりょうじだい】

律令国家が存続した時代。大化改新後,奈良時代最盛期として,10世紀ごろまでの約3世紀。政治史では大和朝廷時代と摂関時代との間をさす。
→関連項目類聚三代格

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世界大百科事典(旧版)内の律令時代の言及

【律令制】より

…7世紀の後半,近江令(存在を否定する説もある),飛鳥浄御原令の編纂を通じて基礎が固められ,701年(大宝1)の大宝律令の制定・施行によってほぼその完成をみた。以後この体制が大きく変質する10世紀ごろまでの間を特に律令制の時代または律令時代と称し,この時期の国家を律令国家と呼んで前後の時代とは区別している。以下その諸方面にわたる制度のおもなものについて概観する。…

※「律令時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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