徒長(読み)トチョウ

デジタル大辞泉 「徒長」の意味・読み・例文・類語

と‐ちょう〔‐チヤウ〕【徒長】

[名](スル)作物樹木の茎や枝などがむだにのびてしまうこと。肥料過多日照不足などから起こる。「徒長

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精選版 日本国語大辞典 「徒長」の意味・読み・例文・類語

と‐ちょう‥チャウ【徒長】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 集団首長。仲間の長。
    1. [初出の実例]「説諭を加へ、尚延蔓せば其徒長を磔するも可なり」(出典:公議所日誌‐一五・上・明治二年(1869)五月)
  3. 作物や樹木の枝で、栄養生長が旺盛すぎて花芽の着きが悪い状態になること。肥料の過多や日照の不足がちな場合に起こりやすい。また、繁茂すること。
    1. [初出の実例]「光波測定の誤差から、から松のしんは徒長し」(出典:春と修羅(1924)〈宮沢賢治〉滝沢野)

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