果樹や花木では,その年伸長した枝に花芽が着生するが,強い剪定(せんてい)を行った場合などには,太枝の切口付近から,太く,直立し,節間が長く,遅くまで伸長を続ける枝が発生する。このような枝は徒長枝と呼ばれ,花芽を着けず,樹形を乱すために嫌われ,剪定の際に切り落とすのが普通である。花芽の着生は枝の炭水化物含量と関連があり,枝の生長が盛んで,葉で合成された炭水化物の多くがそれに消費され,枝に蓄積する炭水化物が少なくなると,花芽は着生しない。したがって,果樹や花木の栽培では枝葉の生長(栄養生長)と花芽の形成(生殖生長)とをバランスよく行わせることが重要であるが,強い剪定を行ったり,雨が多かったりすると,このバランスがくずれ,栄養生長が盛んになり,徒長枝も多発する。
執筆者:杉山 信男
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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