産学連携(読み)サンガクレンケイ

大学事典 「産学連携」の解説

産学連携
さんがくれんけい

教育・研究における産業界と大学等の協力・連携をいう。1906年にアメリカ合衆国でシュナイダー,H.が始めた大学での座学と企業での実習を組み合わせた工学教育に代表されるように,産業界に必要な人材を育成するための教育面の取組みが中心であり,日本では長く「産学共同(日本)」と呼ばれてきた。しかし高度経済成長期以降,教育面ではなく研究面に重点が置かれ,「産学共同」よりも「産学連携(日本)」が用いられるようになっている。1990年代以降は中央省庁や地方自治体,公的研究機関等も加えた「産学官連携(日本)」がしばしば用いられるようになり,政府は大学の研究成果や技術を民間企業等に移転し,新製品や新事業を創出すべく,大学技術移転促進法(日本)の制定(1998年)や大学発ベンチャー1000社計画(日本)(2001年),国主導の大規模研究開発プロジェクトを推進してきた。近年,大学での座学と企業での実習を組み合わせたプログラムであるコーオプ教育(日本)(COOP)教育が注目されるなど,日本でも再び教育面にも目が向けられつつある。
著者: 榎孝浩

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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