…《秋》に始まり《夏》に終わる四季の名を冠した4巻の長編で,ノーベル賞受賞作品《農民》(1904‐09)は世界の農村文学の最高傑作とされる。永遠の繰返しである自然のリズムと深く結びついたポーランドの農村の一年の暮しを背景に,ひとりの女と土地相続をめぐる父と子の確執を描いたこの小説にも,急速な発達を遂げる工業都市ウッチの町とそこに蝟集(いしゆう)する〈金の亡者〉たちの生態を克明に描いた《約束の地》(1899)にも,自然主義の影響が色濃くみられる。《約束の地》は資本主義勃興期の都市を最もみごとに写し取った作品として高い価値をもつ。…
※「約束の地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...