デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原長方」の解説 藤原長方 ふじわらの-ながかた 1139-1191 平安後期-鎌倉時代の公卿(くぎょう)。保延(ほうえん)5年生まれ。藤原顕長(あきなが)の長男。母は藤原俊忠の娘。従二位,権(ごんの)中納言となる。「末代の才子」と評され,平清盛の福原遷都を批判するなど,剛直の人として知られた。歌が「千載和歌集」以下の勅撰集に41首はいっている。建久2年3月10日死去。53歳。号は三条,八条,梅小路。家集に「長方卿集」,日記に「禅中記」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by