起筆(読み)キヒツ

デジタル大辞泉 「起筆」の意味・読み・例文・類語

き‐ひつ【起筆】

[名](スル)文章を書きはじめること。筆を起こすこと。⇔擱筆かくひつ
[類語]起稿起草書き出す書き起こす筆を下ろす筆を染める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「起筆」の意味・読み・例文・類語

き‐ひつ【起筆】

  1. 〘 名詞 〙 書きはじめること。筆をおこすこと。または、その文字や文章。書き出し。⇔擱筆(かくひつ)
    1. [初出の実例]「追々老境に進まれると、一月一日に起筆されても、半途で筆を絶たれる場合が多くなってくる」(出典:番傘・風呂敷・書物(1939)〈幸田成友〉渋沢篤太夫の日記と手紙)

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普及版 字通 「起筆」の読み・字形・画数・意味

【起筆】きひつ

書きはじめる。

字通「起」の項目を見る

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