迦毘羅外道(読み)カビラゲドウ

精選版 日本国語大辞典 「迦毘羅外道」の意味・読み・例文・類語

かぴら‐げどう‥ゲダウ【迦毘羅外道】

  1. [ 一 ] ( 「かぴら」は[梵語] Kapila の音訳 ) 紀元前四世紀頃、インドサーンキヤ哲学を開いたとされる伝説上の人物
  2. [ 二 ] [ 一 ]の開いたインドの学派。反ベーダ的な立場を取り、物質精神二元論を主張した。サーンキヤ学派。数論派(すろんは)六派哲学一つ
    1. [初出の実例]「我々は欲界に住居をなす、くぎゃり外道・伽毘羅外道」(出典:浄瑠璃・釈迦如来誕生会(1714)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む