酒手(読み)サカテ

精選版 日本国語大辞典 「酒手」の意味・読み・例文・類語

さか‐て【酒手・酒直・酒代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さかで」とも )
  2. 酒の代金。酒を買う代金。酒屋へ支払う金銭。さかだい。さかしろ。
    1. [初出の実例]「土毛。酒直(さかて)。種蒔。営料」(出典新猿楽記(1061‐65頃))
  3. 人夫や車夫、雇人などに、きめられた賃金とは別に酒の代金という名目で余分に与える金銭。心づけ。チップ。さかだい。さかしろ。
    1. [初出の実例]「のぞみほどのはした銀なければ、〈略〉終(つい)に酒手(サカテ)と云かねて」(出典:浮世草子世間胸算用(1692)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む