餃子(読み)ギョーザ

デジタル大辞泉 「餃子」の意味・読み・例文・類語

ギョーザ【餃子】

《〈中国語〉》中国料理点心の一。小麦粉を練って伸ばした薄い皮で、豚のひき肉や細かく刻んだ野菜を包んで半月形にし、焼いたり、蒸したり、ゆでたりしたもの。チャオズ。

チャオズ【餃子】

《〈中国語〉》⇒ギョーザ

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精選版 日本国語大辞典 「餃子」の意味・読み・例文・類語

ギョーザ【餃子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 旧満州語からという。中国語の読みは「チャオツ」 ) 中国料理の一つ。豚のひき肉にみじん切りの野菜を加えた肉あんを、小麦粉でつくった皮に包んだもの。油で焼いたものを焼き餃子、ゆでたものを水(すい)餃子、蒸しあげたものを蒸し餃子という。
    1. [初出の実例]「戦後はじめて、東京に出来た店に、ギョーザ屋がある」(出典:ロッパ食談(1955)〈古川緑波〉ああ東京は食ひ倒れ)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「餃子」の解説

ギョーザ【餃子 (中国)】

中国料理の点心の一種。豚ひき肉とみじん切りにした野菜などを混ぜて調味したあんを、小麦粉で作る薄い円形の皮でひだをよせながら半円形に包み、焼く・蒸す・ゆでるなどしたもの。卓上しょうゆ・酢・ラー油を混ぜたたれを作り、これをつけて食べることが多い。◇中国語「餃子(チャオズ)」の山東方言とされる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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