Tottori earthquake in 1943
1943年9月10日17時37分に鳥取市付近で発生した被害地震(震央35.52°N, 134.08°E, M7.2)。地震による被害は死者1,083人,負傷者3,259人,全壊7,485戸,焼失251戸。鳥取市以南の沖積地域で被害が著しかった。鳥取市の西方で鹿野断層(長さ8km)と吉岡断層(長さ4.5km)が出現。鹿野断層上の家屋は倒れなかった。ほぼ東西方向の走向で鉛直な断層面に沿って右横ずれの断層運動が発生,断層面の長さは33km, 幅は13km, 平均のすべり量は2.5mと推定されている。
執筆者:阿部 勝征
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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[中国・四国地方の地震]
南海トラフ沿いの巨大地震の震源域は高知県沖に及んでいるが,四国・中国の内陸部では,大地震は概して少ない。しかし,日本海側には1872年(明治5)の浜田地震,1943年鳥取地震(M7.2)のような例もあり,また瀬戸内海西部でも1905年芸予地震(M7.1)のようなかなりの大地震が起こる。
[九州・沖縄地方の地震]
琉球海溝の内側にも,場所によっては1911年奄美大島沖地震(M8.0)のようにM8クラスの巨大地震が起こる。…
… 鳥取市は災害の多い都市で,千代川やその東部を流れる支流袋川のはんらんによる水害が毎年のようにあったのも,地盤の低い地形環境を反映している。1943年には鳥取地震で倒壊家屋4500戸以上,死者1000人以上という大被害をうけた。52年におこった鳥取大火では,市の中心部がすべて灰となった。…
…現在,砂丘地は天然記念物に指定された地域を除いて畑地に,その内側の沖積地は大部分が水田に利用され,周辺の山麓部では明治末に導入された二十世紀梨の栽培が盛んである。鳥取平野は軟弱な沖積層が厚いため地盤が弱く,1943年の鳥取地震では大きな被害をうけた。地盤沈下現象も認められている。…
※「鳥取地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...