鶏人(読み)ニワトリビト

デジタル大辞泉 「鶏人」の意味・読み・例文・類語

にわとり‐びと〔にはとり‐〕【鶏人】

けいじん(鶏人)

けい‐じん【鶏人】

平安時代宮中で、時刻を知らせた役人。にわとりびと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鶏人」の意味・読み・例文・類語

にわとり‐びと にはとり‥【鶏人】

〘名〙 宮中で、夜の明けたことを知らせて回る役人。→けいじん
※宗長日記(1530‐31)「今宵より鶏人をわがためは暁人といはんとぞおもふ」

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