まゆ【眉】 の 霜((しも))
- 精選版 日本国語大辞典
- 眉毛の白いことのたとえ。〔藻塩草(1513頃)〕
つき【月】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 三日月(みかづき)の異称。その形が人の眉毛に似ているところからいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「月のまゆみねにちかづく夕まぐれおぼろげにやは…
やなぎ【柳】 の 眉((まゆ・まよ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① ( 「白居易‐長恨歌」の「芙蓉如レ面柳如レ眉、対レ此如何不二涙垂一」などから ) 柳の葉、または柳の萌え出た芽を眉に見立てていう。[初出の実例]…
まよびき‐の【▽眉引きの】
- デジタル大辞泉
- [枕]低く平らな稜線のようすが眉の形に似るところから、「横山」にかかる。「妹いもをこそ相見に来こしか―横山辺へろの猪ししなす思へる」〈万・三…
けぶり【煙】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- けぶったように美しい眉。美しい眉のたとえ。〔和訓栞(1777‐1862)〕
しも【霜】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 霜をおいたような白い眉。老人の眉。[初出の実例]「霜の眉(マユ)八字にひらくけふよりや木へんに厶の字ともにさかへん」(出典:狂歌・雅筵酔狂集(17…
まゆ【眉】 の 根((ね))
- 精選版 日本国語大辞典
- =まゆね(眉根)[初出の実例]「お才は美しき眉の根ビクリ頻卑めつ」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉八)
まよびき‐の【眉引の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 低く平らな山の稜線の様子が眉の形に似ているところから、「横山」にかかる。[初出の実例]「妹(いも)をこそあひ見に来(こ)しか麻欲婢吉能(マヨビ…
れんざん‐の‐まゆ【連山の眉】
- デジタル大辞泉
- 横に長く引いた眉。
えんざん【遠山】 の =眉((まゆ))[=黛((まゆずみ))]
- 精選版 日本国語大辞典
- 遠山のようにほんのりと青い眉。また、うっすらと引いた黛。美人の眉や黛をたとえていう。[初出の実例]「なつかしかりし遠山(ヱンザン)の眉(マユ)い…
おに【鬼】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 陰暦九月九日の重陽(ちょうよう)の節供に、酒にひたす菊の花。[初出の実例]「九月九日の菊花は、彼の鬼の眉とて、酒に入て之を飲む。万病を去けて命…
かつら【桂】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「かつら(桂)②」から ) 三日月のような細い美しい、女の眉。[初出の実例]「翡翠(ひすい)の鬘(かづら)花萎(しを)れ、桂の眉も霜降りて」(出典:謡…
あおやぎ【青柳】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 女性の眉を青柳の細い葉に見立てた表現。柳眉(りゅうび)。[初出の実例]「青柳のまゆかくきしのひたいかな こほりうちとけよするたしなみ」(出典:俳…
れんざん【連山】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- なだらかに長く引いた眉をいう。
かすみ【霞】 の 眉((まゆ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 霞のかかったような眉。美しく化粧した眉の形容。[初出の実例]「雲のびんづら霞(カスミ)の眉(マユ)、玉をつらねし美人の粧」(出典:談義本・風流志道…
やなぎ‐の‐まゆ【柳の眉】
- デジタル大辞泉
- 1 柳の枝に萌もえ出た若芽を眉に見立てていう語。2 《「柳眉りゅうび」を訓読みにした語》女性のほっそりした眉。女性の美しい眉。
赤赤
- 小学館 和西辞典
- 赤々と火が赤々と燃える|El fuego arde vivamente.
あか‐あか【赤赤】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 赤小豆をいう女房詞。あか。[初出の実例]「あづき あかとも、あかあか共」(出典:大上臈御名之事(16C前か))[ 2 ] 〘 副詞 〙 …
あかあか 赤赤
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ¶たき火が赤々と燃えている.|Il fuoco fiamme̱ggia. ¶西の空が赤々と燃えている.|Ad occidente il cielo è 「acceso di rosso vivo [infu…
あか‐あか【赤赤】
- デジタル大辞泉
- [副]非常に赤いさま。真っ赤なさま。「赤赤と燃えさかる火の手」[名]赤小豆あかあずきをいう女房詞。あか。[類語]赤い・赤黒い・真っ赤・真っ赤…
赤赤 あかあか
- 日中辞典 第3版
- 红煌煌hónghuánghuáng,火红地huǒhóng de,熊熊xióngxióng.西の空が~赤赤と焼けて…
らん【乱】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔内乱〕a (civil) war;〔反乱〕a revolt応仁の乱the Onin War天草の乱the Amakusa Revolt乱を起こすrise in revolt
らん【乱〔亂〕】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]ラン(呉)(漢) ロン(唐) [訓]みだれる みだす[学習漢字]6年1 物事がもつれて秩序がなくなる。みだれる。みだす。「乱雲・乱雑・…
らん【乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① みだれること。弁別のなくなること。秩序を失うこと。また、その行為。[初出の実例]「好んで酒を飲べからず。〈略〉乱に及ばずの節」(出…
乱(亂) luàn [漢字表級]1 [総画数]7
- 中日辞典 第3版
- 1 [形]1 乱れる.もつれる;乱れている.混乱している.屋里很~,请你收拾shōushi一N…
乱〔曲名〕
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のポピュラー音楽。歌と作詞作曲は日本のバンド、LUNA SEA。2013年発売。テレビ朝日系で放送のドラマ「都市伝説の女 Part2」のオープニングテー…
乱 らん
- 日中辞典 第3版
- 1〔乱れること〕紊乱wěnluàn,杂乱záluàn.~乱に及ぶ|乱起来.2〔戦乱〕战争zhànzhēng,…
ろん【乱】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- ⇒らん
乱 (みだれ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 箏曲・地歌の曲名。《みだれりんぜつ(乱輪舌)》《十段のしらべ》《十二段すががき》などともいう。《糸竹初心集》《糸竹大全》などに収載される《…
乱 みだれ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 日本音楽の曲名,能の囃子と箏曲とが有名。 (1) 能では『猩々 (しょうじょう) 』と『鷺 (さぎ) 』の舞の部分を「乱」という。『猩々』は本来「中の舞…
乱【みだれ】
- 百科事典マイペディア
- 箏曲の曲名。《乱輪舌(みだれりんぜつ)》の略。伝八橋検校作曲。〈段物〉に属するが,《六段》などと異なる点は,各段の拍数が一定していないこと。…
らん【乱】[作品名]
- デジタル大辞泉
- 黒沢明監督・脚本による映画の題名。日仏合作。日本では昭和60年(1985)に公開。シェークスピアの戯曲「リア王」をモチーフに、架空の戦国武将がた…
らん【乱】
- デジタル大辞泉
- 1 秩序がみだれること。「酒宴の興も過ぎて、既に―に入って居る」〈木下尚江・良人の自白〉2 戦争や騒動が起こり世の中の安寧が失われること。「応…
らん 乱
- 小学館 和伊中辞典 2版
- (内乱)guerra(女) civile;(反乱)rivolta(女) ¶応仁の乱|Guerra di Onin(◆1467-77) ¶島原の乱|Rivolta dei cristiani a Shimabara(◆1637-38) ¶乱…
乱
- 小学館 和西辞典
- (反乱) rebelión f., revuelta f.治にいて乱を忘れず No hay que bajar la guardia aun en tiempo de paz.
乱〔映画〕
- デジタル大辞泉プラス
- 1985年公開の日仏合作映画。英題《Ran》。監督・脚本:黒澤明、脚本:小国英雄ほか。出演:仲代達矢、寺尾聰、根津甚八、隆大介、植木等、井川比佐志…
rán1, らん, 乱
- 現代日葡辞典
- 【E.】 A desordem;o tumulto;a rebelião;a revolta 「de Shimabara」;a revolução;a guerra 「de Onin」.~ o osameru|…
ムカンナーの乱 (ムカンナーのらん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈ムカンナーal-Muqanna`(覆面者)〉とあだ名されたハーシム・ブン・ハキームHāshim b.Ḥakīm(?-783)がマー・ワラー・アンナフルで起こした反乱(7…
安史の乱 (あんしのらん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,唐代中期,安禄山,史思明(?-761)らによって起こされた反乱。9年におよぶ大乱で,中国社会の様相が大きく変化する契機となった。唐が建国以…
フロンドの乱 (フロンドのらん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 高等法院のフロンド 貴族のフロンド17世紀中期のフランスの内戦。1648年から53年にかけて,パリを中心にほぼ全国的に展開された。17世紀…
プガチョフの乱 (プガチョフのらん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1773-75年にロシアに起こったコサック,非ロシア人原住民,ロシア人農民らの反乱。指導者プガチョフEmel'yan Ivanovich Pugachyov(1740か42-75)は…
しょうないのらん【庄内の乱】
- 改訂新版 世界大百科事典
はいどぅのらん【ハイドゥの乱】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひきのらん【比企の乱】
- 改訂新版 世界大百科事典
ふめりにつきーのらん【フメリニツキーの乱】
- 改訂新版 世界大百科事典
プガチョフの乱【プガチョフのらん】
- 百科事典マイペディア
- 1773年―1775年にわたりロシアに起きた農民戦争。ドン川流域のコサック出身のプガチョフEmel'yan Pugachyov〔1742ころ-1775〕を指導者(彼は皇帝ピョ…
あんし‐の‐らん【安史の乱】
- デジタル大辞泉
- 755年、唐の中期、玄宗皇帝の晩年に、節度使の安禄山あんろくざんと史思明らが起こした反乱。763年、粛宗の代に鎮圧。以後、唐の中央集権体制は弱体…
さが‐の‐らん【佐賀の乱】
- デジタル大辞泉
- 明治7年(1874)江藤新平・島義勇らが、明治政府の開化政策に反対する佐賀の不平士族とともに兵を挙げた事件。敗れた江藤・島はさらし首に処せられた…
応仁の乱【おうにんのらん】
- 百科事典マイペディア
- →応仁・文明の乱
大塩の乱【おおしおのらん】
- 百科事典マイペディア
- 1837年大坂で大塩平八郎らが起こした反乱。大塩は窮民救済のため門下の者,近在農村の富農とともに決起。町に火を放ち,船場を襲い,鴻池家などの豪…